四方吉の日々精進

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TOEICの点数を短期間で上げる方法

TOEIC (LR)は良いテストですが、英語力を正確に表しているとは思わないと前回書きました。

L(リスニング)、R(リーディング)、S(スピーキング)、W(ライティング)の4技能を全て揃って、英語力があると言えるのではないかと思いますがTOEIC(LR)はそのうちの2技能しか測れません。

TOEICにはLRだけでなく、TOEIC(SW)という試験もありますが、まだまだ一般的ではなく、就職や転職、昇進、大学の推薦その他でよく使われているのはTOEIC(LR)のスコアです。

TOEICの主催者のETSは、TOEIC(LR)のスコアとTOEIC(SW)のスコアの間には、高い相関性があると言いますが、TOEIC(LR)の対策でスコアを伸ばしてきた人には当てはまらないのではないかと思います。TOEICの点数が高いのに話せないってケースは良く聞きます。

あと、TOEICの問題文に使われている単語は、ビジネスの一般的な場面で使われているものばかりで、ネイティブが日常使っている単語よりはるかに少なく、対策が立てやすいと思います。

 

もしTOEIC(LR)の点数を上げることが第一であれば、英語のドラマを見たり、英会話の勉強をしたり、英語で日記を書いたりする必要はありません。

もちろんそれらは英語の総合力を上げるためには必要ですが、TOEIC(LR)の点数を伸ばすには遠回りです。

とにかくTOEICは慣れが大事なので、ETSが刊行している公式問題集を買って何度も解くのが一番だと思います。

リスニングのナレーションは本番の試験でナレーションをしている人と同じなので、その声に慣れておけば、本番で聞き取りにくくて戸惑うことが減ります。リスニングはリーディングよりも点数を伸ばしやすいので、真っ先に取り組むべきです。

リスニングの速度は1.2倍速くらいが良いと思います。

それより早いと音が潰れて、スピードに慣れるためには良いですが正確な音を知るという意味ではよくないかなと思います。

 

リーディングに関しては、公式問題集だけだと本番で知らない単語に出くわす可能性も高いので、単語は別途TOEIC用の教材で勉強した方が良いと思います。

またPart 5の文法問題は元々文法が苦手な人には公式問題集の解説を読んでもわからないことが多いと思いますので、基礎的な文法の参考書に目を通した方が良いかもしれません。リーディングも時間を図って繰り返し公式問題集を解いて慣れておくと、本番でも時間が全然足りないという事態にはならないかなと思います。

 

公式問題集は結構高いので、もっと安い非公式の問題集に手を出したくなりますが、公式問題集に匹敵する質の問題集はないので、本気で高得点を狙うならその差額をケチるべきではありません。

お金よりも、質の低い問題集に時間を割く方がもったいないです。

タイトルに戻って、TOEICの点数を短期間で上げる方法ですが、

「公式問題集を繰り返しやる」が一番かなと思います。